平成30年度 病院指標
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当院のDPCデータを基に、全国DPC病院で統一されたフォーマットに基づき作成したデータを公開します。
※集計対象はDPC病棟に1回以上入院した患者で、24時間以内に死亡した場合等のDPC制度の除外分は除かれています。
※ハイフンで表示されている箇所は、10人未満という意味であり、個人が特定されることを防ぐため、詳細な値は公表していません。
※データの集計期間は、2018年4月1日~2019年3月31日です。
1.年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | ー | 37 | 47 | 45 | 122 | 200 | 524 | 793 | 911 | 275 |
当院は、地域の急性期病院として幅広い年齢層の患者さんにご利用していただいています。
江別市だけではなく、近隣の市町村の方もご利用していただいています。
特に60歳~80歳の患者さんの割合が全体の約8割となっています。
より長期の入院となる症例に対応できるよう、令和元年10月より「地域包括ケア病床」を設ける計画で進めています。
2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
診療科名:外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 |
40 | 8.53 | 4.96 | 0.00% | 75.10 |
060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等 1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし |
33 | 12.03 | 7.30 | 0.00% | 61.09 |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 17 | 6.24 | 5.49 | 0.00% | 38.24 |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等 1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし |
16 | 14.75 | 8.95 | 0.00% | 77.38 |
060035xx01000x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等 1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし |
14 | 20.64 | 15.30 | 0.00% | 74.50 |
コード分類では、上記患者数が多くなっています。
悪性疾患に対する手術、処置全般では大腸がん85例、胃がん25例、肝・胆道・膵がん合計で34例でした。
悪性疾患に対しては手術のみならず、化学療法、免疫療法なども行っています。
診療科名:人工透析内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
110280xx03x0xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2 なし | 24 | 17.25 | 5.09 | 0.00% | 75.92 |
110280xx99000x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 16 | 17.00 | 12.05 | 6.25% | 74.88 |
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 11 | 19.18 | 8.75 | 0.00% | 74.27 |
110280xx97x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | ー | ー | 16.27 | ー | ー |
110280xx99001x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | ー | ー | 19.08 | ー | ー |
腎不全患者さんの透析治療を主とし、シャント作成、シャントのトラブルにも対応しています。
診療科名:脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
010060×2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 59 | 17.42 | 16.16 | 40.68% | 75.75 |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 43 | 10.09 | 7.28 | 6.98% | 69.40 |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 38 | 4.82 | 5.10 | 0.00% | 70.74 |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 26 | 15.42 | 9.69 | 3.85% | 77.23 |
030410xxxxxxxx | めまい(末梢前庭以外) | 25 | 3.80 | 4.84 | 0.00% | 68.08 |
脳卒中やてんかんだけではなく、良性発作性めまい、中枢性めまいなどの耳鼻科疾患にも対応しています。
頭蓋内損傷に対する治療として、硬膜下血腫穿孔洗浄術を行っています。
急性期の患者さんは手術治療のほか、薬物治療や、リハビリ治療を行い、患者さんの状態にあわせて自宅や施設、療養型病院、回復期病院
などへ退院できるよう連携を行っています。
診療科名:整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし | 17 | 26.71 | 19.61 | 23.53% | 81.35 |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 16 | 34.69 | 26.30 | 50.00% | 81.94 |
160760xx97xxxx | 前腕の骨折 手術あり | 12 | 8.67 | 5.68 | 0.00% | 72.33 |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | ー | ー | 12.51 | ー | ー |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2 なし | ー | ー | 19.32 | ー | ー |
平成30年5月より常勤の整形外医が着任し、各種骨折治療や、リハビリ治療を行っています。
人工関節手術は非常勤の医師と連携し行っています。
また骨折の治療を早める目的で超音波療法を導入しています。
診療科名:消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xx0x | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし | 156 | 2.19 | 2.67 | 0.00% | 69.75 |
060102xx99xxxx | 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 39 | 8.90 | 7.75 | 0.00% | 57.18 |
060390xxxxx0xx | 細菌性腸炎 手術・処置等2 なし | 38 | 11.61 | 7.30 | 0.00% | 63.37 |
060190xx99x0xx | 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 37 | 9.89 | 8.93 | 2.70% | 68.24 |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 34 | 17.35 | 10.08 | 0.00% | 78.82 |
大腸ポリープに対する内視鏡的切除術を1泊2日の短期入院で行っています。
結腸憩室炎や腸炎、虚血性腸炎などの腸疾患に対する治療や総胆管結石や急性胆のう炎などの胆道疾患、膵炎や膵臓がんなどの膵臓疾患、肝がんや肝硬変などの肝臓疾患を中心に、幅広く消化器疾患の治療を行っています。
外科的治療が必要となった場合は、外科医と連携をとり迅速な治療が可能です。
また、平成30年6月には、クローン病などの小腸の疾患に対する検査としてカプセル内視鏡を導入しています。
診療科名:循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 74 | 4.05 | 3.01 | 4.05% | 72.08 |
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 50 | 26.96 | 17.66 | 8.00% | 83.74 |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 35 | 14.11 | 11.01 | 2.86% | 78.06 |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 27 | 20.85 | 20.92 | 18.52% | 87.70 |
050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 24 | 5.00 | 4.47 | 0.00% | 65.88 |
心臓疾患の患者さんを主に治療しています。
狭心症などの疾患で心臓カテーテル検査を受けられる患者さんが最も多く、徐脈性不整脈に対するペースメーカ移植や交換も行っています。
心不全の患者さんには薬物治療や心臓リハビリを行い、患者さんの状態に合わせて自宅や介護施設、療養病院などへ退院できるよう連携を行っています。
診療科名:呼吸器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 33 | 18.45 | 20.92 | 21.21% | 85.09 |
0400801499×002 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア2 | 12 | 12.08 | 15.17 | 8.33% | 83.33 |
040110xxxxx0xxx | 間質性肺炎 手術・処置等2 なし | 12 | 15.58 | 19.06 | 0.00% | 75.50 |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 11 | 19.00 | 14.58 | 18.18% | 77.45 |
040120xx99000x | 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | ー | ー | 13.63 | ー | ー |
肺炎や肺がんなどの呼吸器疾患の治療を主に行っています。
また、肺がんに対し抗がん剤治療を行い、患者さんの状態によって緩和ケア病棟のある病院へ転院できるよう連携を行っています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)(PDFダウンロード)
3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準 |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
StageⅠ | StageⅡ | StageⅢ | StageⅣ | 不明 | ||||
胃癌 | 12 | ー | ー | ー | ー | 10 | 1 | 7,8 |
大腸癌 | 21 | 21 | 37 | ー | ー | 20 | 1 | 7,8 |
乳癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1 | 7 |
肺癌 | ー | ー | ー | 43 | ー | 10 | 1 | 7,8 |
肝癌 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 1 | 6,7,8 |
5大癌(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん)について平成30年度中に退院した初発、再発の延べ患者数を掲載しています。
疾患別総数は、胃がん48、大腸がん108、乳がん20、肺癌62、肝癌21例でした。
肺がんの治療では悪性腫瘍遺伝子検査を行い、最も効果的な抗がん剤を選択し治療を行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数(PDFダウンロード)
4.成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 14 | 11.79 | 55.71 |
中等症 | 87 | 16.10 | 82.82 |
重症 | 22 | 19.05 | 80.03 |
超重症 | ー | ー | ー |
中等症の肺炎症例が最も多く、重症度が上がると在院日数が伸びていく傾向です。
それぞれの重症度に合わせて適切な治療を行っています。
5.脳梗塞の患者数等
ICD10 | 傷病名 | 発症日 から |
患者数 | 平均在院 日数 |
平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 184 | 20.86 | 76.91 | 37.93% |
その他 | 19 | 12.37 | 74.05 | 0.49% |
当院では急性期医療を専門としています。リハビリ治療が必要な患者さんには他院の回復期リハビリ病棟へ転院し継続的な治療を行えるよう連携を行っています。患者さんの状態によって、自宅や施設などへ退院しています。
6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
診療科名:外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 52 | 7.35 | 7.69 | 1.92% | 61.94 |
K6335 | ヘルニア手術 鼠径ヘルニア | 39 | 1.41 | 6.28 | 0.00% | 75.38 |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 28 | 4.36 | 18.21 | 3.57% | 68.07 |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 19 | 6.79 | 15.42 | 0.00% | 72.42 |
K672 | 胆嚢摘出術 | 16 | 19.38 | 14.94 | 6.25% | 69.69 |
コード分類では上記手術件数が上位を占めています。
悪性腫瘍、一般的な切除手術となった患者数は、大腸がん(結腸+直腸)で39症例、胃がん(胃全摘+幽門側)で13症例、肝・胆道・膵がん、合計10症例でした。
診療科名:人工透析内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | 25 | 3.44 | 5.12 | 0.00% | 76.16 |
K610-3 | 内シャント又は外シャント設置術 | ー | ー | ー | ー | ー |
K6105 | 動脈形成術、吻合術(その他の動脈) | ー | ー | ー | ー | ー |
K6233 | 静脈形成術、吻合術(その他の静脈) | ー | ー | ー | ー | ー |
K606 | 血管露出術 | ー | ー | ー | ー | ー |
透析患者さんのシャントトラブルに対して血栓除去や、新たにシャントを設置する手術を行っています。
術後約5日と短期間での入院で行っています。
診療科名:脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 31 | 0.97 | 16.26 | 16.13% | 79.42 |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 | 16 | 2.81 | 29.94 | 12.50% | 66.50 |
K6092 | 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) | 10 | 12.30 | 19.90 | 30.00% | 76.50 |
K1643 | 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 脳内のもの | ー | ー | ー | ー | ー |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | ー | ー | ー | ー | ー |
慢性硬膜下血腫の患者さんに行う穿孔洗浄術が最も多く実施しています。
脳動脈瘤に対するクリッピング術や水頭症に対するシャント術も行っています。
診療科名:整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K0732 | 関節内骨折観血的手術(胸鎖、手、足) | 16 | 2.1 | 11.3 | 0.00% | 66.69 |
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 14 | 3.5 | 29.6 | 28.57% | 82.93 |
K0463 | 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他 | ー | ー | ー | ー | ー |
K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 | ー | ー | ー | ー | ー |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕)(下腿) | ー | ー | ー | ー | ー |
平成30年度5月より常勤の医師が勤務することになり、骨折に対する手術を行うことが出来るようになりました。
人工関節手術も行えるようなり、幅広い整形疾患に対応しています。
診療科名:消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 | 167 | 0.49 | 1.28 | 0.00% | 70.88 |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 25 | 3.60 | 21.96 | 12.00% | 81.92 |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 25 | 0.12 | 2.76 | 0.00% | 73.96 |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの | 24 | 1.46 | 16.33 | 4.17% | 75.33 |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 20 | 0.30 | 23.45 | 5.00% | 78.65 |
大腸ポリープに対する内視鏡での切除術が最も多く、主に1泊2日の入院治療を行っています。
胆管の狭窄や総胆管結石に対するステント留置術や乳頭切開術、消化管の出血に対する止血術を多く実施しています。
早期大腸癌や早期胃癌に対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)も行っています。
診療科名:循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K597-2 | ペースメーカー交換術 | 19 | 1.26 | 10.11 | 0.00% | 81.84 |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 14 | 4.21 | 13.50 | 14.29% | 73.57 |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 10 | 0.30 | 8.40 | 0.00% | 66.10 |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 10 | 1.00 | 2.80 | 0.00% | 70.40 |
K596 | 体外ペースメーキング術 | ー | ー | ー | ー | ー |
ペースメーカ交換、移植術が最も多い手術となっています。徐脈などで失神発作を生じる患者さんなどに適応されます。
狭心症、心筋梗塞の患者さんへの冠動脈ステントも行っています。
診療科名:呼吸器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | ー | ー | ー | ー | ー |
K6182 | 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | ー | ー | ー | ー | ー |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 | ー | ー | ー | ー | ー |
今年度は各手術に対して、10症例を超えることはありませんでした。
呼吸器内科は手術よりも抗がん剤治療が高い比率で行われています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)(PDFダウンロード)
7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 請求率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー | ||
180035 | その他の真菌症 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー | ||
180040 | 手術・処置の合併症 | 同一 | 11 | 0.37% |
異なる | ー | ー |
同一とは、入院のきっかけとなる疾患と入院中に主に行った疾患が同一であるか否かということです。
播種性血管内凝固(症候群)は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の細小血管内で血栓ができる病態です。感染症や悪性腫瘍などの合併することが多い疾患です。
敗血症とは、体内で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす疾患です。
真菌症とは真菌類(カビ)によって引き起こされる疾患で、感染症によって体の免疫力が低下することによりかかりやすくなる疾患です。
手術処置の合併症の内訳は、主に術後や処置後の出血、感染で占めており、脳室頭蓋内シャントの機能不全や術後の出血、造影剤などによるショックの症例などが該当しますが、いずれも適切な治療を行っています。